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そして、また伝説が始まる・・・
冒険貴族スティール・ラング=ハーケン伯爵が未知の大陸を発見したのは 大陸歴782年のことだ。
莫大な魔晶石鉱脈を秘めた未開の大地――
ヴァルーシア連邦王国とリベルム帝国が即座に植民開拓計画を立案したのは、当然の結果だった。
  新大陸発見!!

魔晶石――
それは魔導機関を動かすために必要不可欠とされる不思議な鉱物だ。
かつては一部の魔術師だけが利用していたと言われているが、
錬金術から派生した魔導工学が発達したおかげで、
今や日々の暮らしに欠かせないものとなりつつある。
ビークルの燃料、冷暖房機器や霊光灯の動力、
晶石銃などの火器にも用いられれば、
子供のオモチャを動かすためにも使われている。

だからこそ、大規模な鉱脈が眠っている新大陸は、
新たなる時代の象徴のように人々には受け止められていった。
  神話が息づく大地

だが、新大陸に眠るのは魔晶石だけではなかった。
発見の翌年、植民開拓のために新大陸を訪れた
ヴァルーシア連邦王国とリベルム帝国の調査隊は,
そこで数々の驚くべき発見を繰り返していくことになる。
なにしろ新大陸には、神話や伝説で語られる
貴重なクリーチャーが当たり前のように生きているのだ。
そのうえ、知的な幾多の種族が独自の蛮族社会を
形成していることも判明している。
そして極めつけは――
  石碑に記されし伝説
大陸歴812年1月、
ひとりの鉱夫が巨大な黒曜石の石碑を発見した。
そこに記されていたのは、神話の中でのみ語られている、
竜文明に関する事柄だった。  
石碑は語る。

偉大なる竜の共和国は黒き災厄に滅ぼされようとしている。
だが、我々は座して滅びを待つわけではない。
偉大なる天地創造の力は、今も我々の手の中にある。
我々はこれを《聖域》と共に永久に封じる。
封印を封じるために大陸を封じる。
この碑文を読む者よ。
願わくば《聖域》を黒き災厄から守りたまえ。
  封じられた力を求めて
大陸ごと封印しなければならなかった《聖域》とは?
「偉大なる天地創造の力」とは?――人々はそこに、
自らの夢を重ね合わせた。

ある者は《聖域》に金銀財宝が眠っていると信じている。
またある者は、
どんな願いごとでもかなえてくれる何かがあると確信している。
古代の叡智が眠ると考える者、
世界を支配する力あると妄想する者、
自らが信じる神が封じられていると騒ぐ者……
人により、《聖域》に見いだすものは千差万別だ。
だが、彼らがたどり着いた結論は、たったひとつである。

「自分で確かめればいいっ!!」
密命を帯びた騎士、一攫千金を夢見る冒険者、スリルを求める貴族、夢を追い求める若者、
強敵を求める格闘家―― 様々な者たちが、今も続々と海を越え、新大陸に乗り込んでいる。

《聖域》と新大陸を巡る様々な物語が、今まさに始まろうとしている!!

 

 
 
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